法人設立から数年が経過した経営者向け（現経営者）
法人設立から数年経過された経営者の方には、下記のケースに分けてアドバイスをさせて頂いております。
Step１：＜試算表の重要点の説明＞
経営者の方で、とにかく業務を起動に乗せるために日々努力されてきた方は、頭のなかでの売上げと支払い、大体の粗利は把握されています。
しかし、毎月のデータ入力後の試算表は、毎月の巡回監査時のみ確認されますが、その後はその試算表を全く確認されない経営者の方が大勢いらっしゃいます。
そのため、当事務所では毎月試算表の重要点１，２点についてのみ経営者の方にご説明させて頂き、約六ヶ月程度で大半の経営者の方が試算表の重要点を理解されます。
その後は毎月の巡回監査時に、この試算表を基に現状の意見交換をさせて頂き、問題点の洗い出しとその解決方法について話し合っております。
ぜひ、試算表が読める経営者になりましょう。
Step２：＜経営のアドバイス＞
既に試算表の重要点を理解されている経営者の方には、試算表の見方ではなく、むしろ経営のアドバイスが中心となります。
具体的には過年度との比較、つまり試算表を使用して２期、３期比較を行い、得意先である売上構成、仕入先である仕入の構成がどのように変化したのか？
変化がなければ得意先、仕入先はこのままで良いのか、新規に増やす必要があるのか？
経費の削減は人件費も含めて行っているのか？
人件費は先行投資として増やすのか？
組織内部の命令指揮系統は充分に機能しているのか？
など、業種によって様々ですが、財務・労務等の諸問題も含めてのアドバイスを行っております。
※ 極力専門用語ではなく、理解しやすい言葉での会話を重視しておりますので、一度ご相談いただければ幸いです。